MacBookのなかみ
MacBookの環境整備が一段落したので,いろんな人がやるように,入れたものをまとめてみる。すべてフリーソフトである。
テキストエディタ
標準の「テキストエディット」よりもMacらしいと私は思う。涼しげなたたずまいが好きだ。これにタブがあればもっとうれしいのだが。ほかにTextWrangler,iText Expressも使ってみているところ。
画像ビューア
Macにはクイックルックというものがあるが,あの使い勝手にまだなじめない。Finderからクイックルックを起動したあと,カーソルを動かすとファイルを次々見ることができる。しかしテキストやら動画やらごちゃまぜに入ったフォルダでそれをやると,当然ながら動画再生が始まったりPDFが出てきたりして少々うっとうしい。画像なら画像だけ,テキストならテキストだけ順番に見たい(結局Windowsの「画像とFaxビューア」の使い勝手を求めているだけだろうか?)。しかも,全画面表示するとカーソルキーで次のファイルにいけなくなる。あらかじめ見たいものを選択してからクイックルックを起動しなければならない。
ようするにXeeは画像だけ順番に見ることができますという話。まあ単純に,クイックルックは上のような使い方は想定していないのかもしれない。
動画ビューア
いろいろ試しているがどれも一長一短あって決定打がない。
- QuickTime Player + Flip4Mac + Perian
- MPlayer OSX Extended
- MPlayerX
- RealPlayer
- 今となっては懐かしい名前だが,意外にもかなり優秀。実はflvなんかも観られる。しかし操作性が悪い。
- VLC Media Player
- 定番。あまりよくない。動画の形式にもよるが,シークすると画面が世界の終わりのように乱れることがあり,使いものにならない。
動画ダウンローダ
- RealPlayer Downloader
RealPlayerに付属している。これを起動して,いわゆる動画共有サイトをブラウザで開くとダウンロードが始まる。Opera対応。
YouTubeについてはOperaにYouTube HD SuiteというUserJSを入れている。超便利。
作者の方のサイト。
NTFSを使う
Windowsで使っていたNTFSフォーマットの外付けHDDは,Macの標準状態では読み込みしかできない。NTFS-3Gを使えば書き込み可能にできる。
ダウンロードはNTFS-3G for Mac OS Xから。有料の"Tuxera NTFS"の更新情報と一緒になっているので注意が必要。動かすのに必要なMacFUSEも同梱されている。
同様のソフトウェアにSL-NTFSというのがあるが,使ってみたらどうもHDDへの書き込みを盛大に失敗することがあるようで("*"を含むファイル名ができてしまったり,Macからファイルが見えなくなったりした),Windowsからchkdskを行って復旧させた。あるいはハードウェア的な相性の問題かもしれない。
FTPクライアント
やたらと重い。SFTPを使っているせいだろうか。MacFusionも併用中。
MacFusion導入のコツ
まずMacFUSEが必要。私は上述のNTFS-3Gと一緒に入れた。
MacFusionはOSX 10.6.3にするとうまく動かない。下記エントリに対応策が書いてあったので参考にした。
接続先に.DS_Storeなどを作らない設定は以下を参考にした。
また,Finderの「環境設定 > 一般 > デスクトップに表示する項目」で「接続中のサーバ」にチェックを入れないと,マウントしたサーバのアイコンがデスクトップに出ない。
ところで
さくらインターネットのサーバは一定時間何もしないと接続を切られ,その後FTPクライアントを操作すると反応が返ってこなくなる。WindowsではWinSCPを使い,定期的にnullパケットを送ることで回避できるが,Macでこれができるソフトはないのだろうか。
その他のツール
- MiddleClick
- 3本指タップでホイールクリックと認識させる。これもOS標準機能になればいいのに。もっとも私はマウス派だが。
- MiniUsage
- CPU使用率などなどを表示する。
- The Unarchiver
- 圧縮ファイルなんでも解凍。
- DropBox
- フォルダを同期。
欲しいもの
便利な2画面ファイラーがほしい。Xfind,muCommanderを試したがちょっとしっくりこなかった。