ゲゲゲの女房/テレビのネーミング

大学の研究室の同期(女性)に,松下奈緒が好きだという話をしたら,「正統派の面食いだね」と言われて面白かったことを覚えている。私は少なくとも実生活ではそんなに面食いじゃない……と思っているんだけど,それはそれとして,自己紹介で使いたいくらいのフレーズだ。私は正統派の面食いです。そんなわけで,今週から始まったNHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房」が見てみたいのだが,家のテレビデオはビデオ部分が調子悪い。携帯のワンセグで予約録画をしようと思ったら,朝は地下鉄だし,昼もテレビの電波が入りにくい。うーん。となって,地デジ対応テレビの品定めなどしている。小さくて気の利いたやつがいいな,と思いつつも,腰が重いので実際に買うのはだいぶ先になるような気がする。だから今のところ純粋な品定め行為にとどまってしまっている。
純粋な品定め中に思ったこと。テレビのネーミングは,VIERAREGZABRAVIAあたりがずいぶん似通った語感である。共通点は,子音がすべて有声であること,母音がすべて前寄りであること*1,[a]で終わること。なかなか充実感のある発音で,終わりの[a]にはエキゾチックな響きがある。三菱電機REALも同じような特徴があるが,単語自体が普通な感じで印象が薄い(そしてウェブサイトが充実していない)。逆にAQUOS(←リンク先は音が出ます)はほぼ無声子音と後舌母音でできているが,やっぱり[a]は入っていたりする。Woooというのは……これはちょっとひっかかりがなさすぎるのでは。ウー。

*1:日本語式の発音としては,細かいことを言うとレ「グ」ザや「ブ」ラビアは後舌母音だが,まあその辺はあまりこだわらない。