デイヴィス/ロンドン響のシベリウス

シベリウス:交響曲第5番、第6番&第7番

シベリウス:交響曲第5番、第6番&第7番

Symphonies 3 & 7

Symphonies 3 & 7

結局買ってしまったのだった。新宿ディスクユニオン。直管,特にトランペットがギラギラしてるなあ。全体的に響きが厚いラハティ響(内声部がよく鳴っているように思う)の方が好みだ。これは自分でもちょっと意外。シベリウスは枯れた感じの音が似合う印象があったのだが。
私は普段,同じ曲のCDをたくさん買って聞き比べたりはしない方だが,シベリウスはずいぶん買った。まあこれくらいで気が済んだ。網羅的に聴いたわけではないが,交響曲全般に関して個人的好みで順位をつけると,1位:ヴァンスカ/ラハティ響,2位:デイヴィス/ロンドン響,3位:バルビローリ/ハレ管。リーパー/スロヴァキアフィル(NAXOS)とカラヤンベルリンフィルは好みに合わず。曲として気に入っているのは3番,5番*1,7番。ちなみにシベリウス交響曲以外の管弦楽作品はマニアックでまだなじめないでいる。
(2009/10/17記)

*1:ヴァンスカ/ラハティ響は終楽章最後の和音群でティンパニの前打音をはっきり出しており特徴的。なかなか格好いい。