文学部出身者のあるべき姿

人間を学部で分けるのかという話は置いといて下さい。(私はどっちかというと学部で分ける派)
文学部出身としては,「だれよりも分かりやすく物事を説明できる人」でありたい。そこを譲ってはいけないと考える。文学部は環境としてもわりと文章が得意な人間が集まっている。そして研究の題材は,数字で割り切れないものばかりだ。そういうものに自分で筋道をつけて説明を与えるというのが,ざっくり言えば,文学部でやっていることだと思う。
ことばが難しくなってしまうのは,よく分かっていないか,伝えようとしていないかのどちらかである。あるいはその両方である。自戒も込めて。