pass文

勉強がてらPython + SQLite3でCGIを作っている。目的はアンサンブル団体の内部ページ作成。小規模ではあるけど,データベースって便利だなあとしみじみ思う。
Pythonには「何もしない」という意味の"pass"という文がある。たとえばこう書くと,

if c < 3:
  pass
else:
  r += 1

c < 3 のときには何もしない。パスとかいってなんか面白れーな,くらいに思っていたんだが,よく考えるとこれ,あとで読んだときに分かりやすいのかもしれない。上の文は単純に if c >= 3: として処理を書くのと同じだが,c < 3 のときは何もしませんよ(もっというと,c < 3 のとき「だけは」何もしない――つまり素通りする方が特殊),という意識を明示しておけるので,後々のことを考えるといいかも。まあ,まだよく分からないけど。それにしても,何もしない文というのもなかなか哲学的だ。ちなみにこう書くとエラー。

# エラーになる
if c < 3:
else:
  r += 1