東北人の愚痴

明日の甲子園3回戦で花巻東と東北高の対戦が組まれた。
思い切り愚痴になるのだが，東北人にとって一番見たくないのが東北勢同士の試合。なにしろ東北勢はいままで甲子園で優勝したことがないのである（春のセンバツも）。北海道・東北は長いこと優勝がなく，「白河の関を越えるのはいつか」などと言われていた優勝旗は，2004年に駒大苫小牧が優勝し，いきなり飛行機で北海道に行ってしまった。東北の人間は県など関係なく今年こそ東北勢に優勝してほしいと毎年思っている。しかし残念なことに甲子園で東北勢同士の対戦が組まれることが時々あり，そのたびに我々はくやしい思いをする。必ずどちらかが負けるのである。せっかく勝ち上がってきたのにそんなことは考えたくもないではないか。別に組み合わせのシステムに文句を言うつもりはない，深紅の旗が1歩遠ざかってしまうのがただただもったいないという，切実なわがままである。しかし運命はいかんともしがたい。西宮は明日も東北人にはきつい暑さだろうけれど，両校の選手には良い試合を期待している。