「夕凪の街 桜の国」
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: DVD
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何日過ぎても,ということを「なんど夕凪が来ても」というような言い方をしていた。夕方に風の止む時間があると話に聞く,広島だからできる時間の数えかただろうか。暑いだろうなあ。物思いに沈むにはいい時間帯なのかもしれない。
ヒロシマ・ナガサキについて何ごとかを語るには私はあまりに無知だけれども,全体として扱うのではなくある家族のひとつながりをずーっと描いていくやりかたって悪くないな,と思った。(09/02/14追記)それと,物語の転換点が原爆投下だけではなくその13年後(皆実の死)にもう1つ置かれているのが重層性を生み出していると思った。
私の好きな麻生久美子と田中麗奈が出ていたのはポイント高いです。