Perfumeライブの感想

振り付けをじっくり見たのですが,あれは複雑ですごいですね。MIKIKOさんという人がやっているそうだ。「Take me Take me」のなどはもう芸術的。視覚的にも未来っぽいなあと思った。
曲も振り付けも「デジタル」な印象がある。振り付けでは直線的な動きとかストップモーションがかなり多い。ちなみに「静止していること」って,写真では表現できないんですよね。動きの中で動いてないものがあって初めて「静止」が表現される。静止をうまく使うっていうのは高度だと思う。
曲に関しては,音の動きが特徴的だ。たとえば「エレクトロ・ワールド」は結構面白くて,

1音ずつ音階で動くところ(サビとか)と,1音とばしで動くところとあって,対比がはっきりしている。前者はわりと人間的・感情的,後者は無機質なデジタルっぽい音楽になる。
とまあこんな分析は当然すでにされているのだろうが,考えたので書いてみた。
(08/12/28記)