『罪と罰』を読み始めた
昨日から。
- 作者: ドストエフスキー,工藤精一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/06/09
- メディア: 文庫
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訳文はカラマーゾフの原卓也訳より読みやすくて助かっている。ドストエフスキーは饒舌なのである程度速読すると面白く読めると思う。カラマーゾフの亀山訳はけっこう間違いがあるとほうぼうで言われているが(「亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』を検証する」などを参照),速読に耐える(であろう)ことが作品の持つ魅力を引き出す結果になっていることは評価すべきだ。