テレビ

NHK好きとしてはうれしい限りである。ニュース7と五輪と篤姫か。どっちかというと民放がダメだったという要素の方が大きいのかもしれないけれど。10月の番組改編でも「社会の空気の変化」をだいぶ意識しているように見える。テレビをそこまでたくさん見るわけではないが,思うことはいくつかある。
クイズという形式をやめてみてはどうか。クイズ形式は,あるいは番組が作りやすいのかもしれない。問題(緊張)→答え(弛緩)で安直にメリハリが出るから。だらだらトークさせるよりは視聴者を引きつけるよね。でも,「さてここで問題です」という手法はさすがに手垢がべとべとじゃないのか。
おなじように,ひな壇にタレントがたくさん座っていて……という形式もやめてみてはどうか。いわゆるバラエティー番組はこればっかりだ。面白くないわけではないが,やはり見飽きた感が否めない。お決まりの手法を封印してこそ新しい境地が開けると思うんだよな。
それと,個人的にはゴールデンタイムに「30分番組」がもっとあっていいんじゃないかと思う(ドラマなんかはともかくとして)。[http://easy.mri.co.jp/20080603.html:title=今北産業革命]の時代だそうである。ただでさえネットに時間を奪われているのだから,テレビの方も内容が濃くて短時間の,報道・教養系の番組を作ればいいのではないか。……と,まあ,言うだけなら簡単なんだが。

*1:どうでもいいことだが,「編成姿勢へ」→「編成姿勢に」,「見詰め直す」→「見つめ直す」が普通だと思う。