巻き舌を練習するサイト
こんなサイトを見つけました。管楽器の人でフラッタータンギングが…という方は参考にされてはいかがでしょう
私はというと巻き舌は小さい頃からできていた。できない人がけっこう多いということを知ったのは,もしかすると大学に入ってからかもしれない。遺伝だとかなんとか,いろいろ聞くけれど,なんなんだろう。
実は私はそもそもあの「巻き舌」ができませんでした。[...]椎名林檎の曲なんか聴けた心境ではないのです。
http://makijita.lilyx.net/
椎名林檎はなんで巻き舌使うんだろう,と考えてみたのだが,ひょっとしてイタリア語あたりになにか憧れがあったんじゃないか。いや,たんなる推測だが,ありそうな話だと思う。「丸の内サディスティック」のサビなど,かなり外国語っぽい響きがします。それがまたいいんだけれど。
r の話
上記サイトの下の方で話題になっている,各言語の r の音。
国際音声字母(IPA)の[r],実は定義上はイタリア語やスペイン語の巻き舌のことをさします。(wikipedia:歯茎ふるえ音)
でも英語とか,全然巻き舌じゃないのに辞書ではこの記号を使うじゃないか…ということになるが,実はちゃんと別々の記号がある。
※以下,環境によっては記号が表示されないのでWikipediaにどうぞ。なお諸説ある中で一般的なものです
- 英語の("red"などの)r は[ɹ](wikipedia:歯茎接近音)
- 日本語のラ行は[ɾ]こんなやつ(wikipedia:歯茎はじき音)
でも上記2つは精密な表記が必要ない場合[r]で代用してしまうのがふつうである。辞書もそのようにしている。
- フランス語やドイツ語の r は[ʀ](wikipedia:口蓋垂ふるえ音) 私は音声学の授業で練習したらだんだんできるようになりました
- 中国語のピンインで r と書く音はそり舌音という種類で,[ʐ]ないし[ɻ](wikipedia:有声そり舌摩擦音,wikipedia:そり舌接近音) これは第2外国語でやった