「あらたにす」を使わなくなった

そういえば「あらたにす」は最近使わなくなってしまったなあと思った。「比較」を前面に出すのはなんか違うんだと思う。

日本の新聞はもともと大同小異だ。ニュースの選択や意見が違うといっても、程度の差に過ぎない。それを比べることにどういう意味があるのか、残念ながら私には理解できない。

http://diamond.jp/series/noguchi/10022/?page=2

利用者が求めているのは、むしろ3紙の「相互補完」であろう。3紙には微妙な差があるから、補完が必要であり、しかも可能でもある。
[...]
[...]3紙の場合にはもともと記事の水準は保証されているのだから、重要度のランク付けは必要ない。時間順に並べればよい。むしろ、そのほうが使いやすい。だから、3紙から該当記事を時間順に並べるだけで、きわめて有用な情報源になりうるのだ[...]。それは、他のサイトは追随しようがない強力な内容である。そして、利用者もそれを求めている。
それにもかかわらず、「あらたにす」は、なぜそれを提供しないのだろうか。そして、利用者が求めているとは思えない「比較」にこだわっているのだろうか。私には、宝の山を採掘せずに放置しているようにしか見えない。「あらたにす」の哲学が何であるのか、私には理解できない。「ウェブ新聞の機能は何か」という問題意識が欠如しているのではないかと思わざるをえない。

http://diamond.jp/series/noguchi/10025/?page=3

後者の記事にもあるが検索はほしいなあと思うのだ。それと,本来の意味でのPermalinkを付けないのはいくら何でも時代に逆行していると言わざるを得ない。囲い込みは長期的に見るといい結果をもたらさないのではないか。

何度も書いたことだが、日本の新聞社のサイトのリンクは、早ければ3日で切れる。[...]
先日、asahi.com編集委員に「なぜ日本の新聞サイトには固定リンクがないのか」ときいたら、「有料データベースの営業からの要請で・・・」と言っていたが、リンクが切れたからといって、月額3150円+記事1本に84円も払って読む人がいるとは思えない。それよりアクセスやリンクが減って広告単価が下がる負の効果のほうが大きいだろう。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f6c1cdf82e5e8dc7bc73bf0004ae3af0